
大開口のLDK
ワンフロアの大開口から庭まで視線が抜け、平屋の広がりを感じられます。
WORKS






構造=木造軸組/階数=平屋/延床=103㎡/工期=5ヶ月
大屋根と深い軒は、平屋ならではの伸びやかな表情をつくります。夏の高い日ざしを軒で遮り、冬の低い光は室内へ取り込む。軒下という半屋外が、庭と部屋をやわらかくつなぎます。
平屋に大屋根をかけると、家全体に落ち着いた重心が生まれます。そして軒を深く出すことには、見た目以上の意味があります。夏、高い位置から差す日ざしは深い軒が遮り、室内に熱がこもるのを抑えます。冬は日が低く回り込むため、軒があっても光はしっかり室内まで届く。季節で変わる太陽の高さを、軒の深さで受け止める設計です。
軒下の空間は、雨の日でも外気を感じられる縁側のような居場所になります。庭を眺めながらお茶を飲む、子どもが土間で遊ぶ――内と外のあいだに、もうひとつの居場所が生まれます。
ワンフロアだからこそ、大開口のLDKから庭まで視線が抜け、平屋の広がりを存分に感じられます。
夏になると実家が2階まで暑くなり大変だったので、平屋なら涼しく過ごせるのではとご相談にいらっしゃいました。庭でくつろげるリビングにしたい、軒のある落ち着いた外観にしたい、というご希望もいただきました。
現地調査でまず敷地の方角と隣家との距離を確認し、夏の高い日射しと冬の低い日射しの角度を踏まえて、軒の出寸法を通常より深く設定しました。庭とリビングを一体で使っていただけるよう、大開口のサッシと床の高さをそろえる提案も併せて行っています。施工の過程で、軒を深くした分だけ小屋組の掛け方を現場で調整する必要があることが分かり、大工と相談しながら垂木の割り付けを見直しました。お引き渡し後にお伺いすると、軒下にベンチを置いて夕涼みをされるなど、想像以上に軒下で過ごす時間を楽しんでいただいていることを確認しています。

ワンフロアの大開口から庭まで視線が抜け、平屋の広がりを感じられます。

素足で心地よい自然素材。ワンフロアの暮らしに温かみを添えます。

「夏でも室内が暑くなりにくく、軒下で過ごす時間が増えました。平屋にして本当に良かったです。」(デモ)
平屋は、実際に立ってみないと分からないことの多い建て方です。いまの段階に合う入口をお選びください。